専門家
「大丈夫ですか?顔色があまりよくないですけど、何か悩みでもあるんですか?」
あなた
「いえ、特に悩みはないんですけど、いろんなことを考えているうちに、自分のことがわからなくなってしまったんです。」
専門家
「あ〜、なるほど。難しく考え過ぎたんですね。自分のこととか人のこととか、意識をあっちこっちに向けて考えましたよね?そうすると、迷路のように複雑な思考回路ができあがります。その中で迷ってしまったんですよ。」
あなた
「迷路?」
専門家
「そうです。ご存知だと思いますが、頭の中には左脳と右脳があります。左脳は言葉などの論理を担当し、右脳はイメージを担当していますよね。
考えるというのは左脳を使うということです。答えは右脳の方にあります。普通は左脳で考えると、右脳から答えが返ってきます。左脳が迷路になっていると、右脳になかなかバトンを渡せませんよね?」
あなた
「あ〜、なるほど。それで答えが出ないわけですね。」
専門家
「そういうことです。物事の本質を見れば、答えは瞬時にわかりますよ。あとは、質問と答えの間にある部分を、あなたが考えていけばいいわけです。」
あなた
「???」
専門家
「それじゃ、私があなたの右脳の代わりをしますので何か質問してみてください。最近考えていることは何ですか?」
あなた
「え〜とですね。仕事がつまらないとか、お金がないとか、人への不満とか、何で生まれてきたのかとか・・・」
専門家
「あららら、そんなにいっぱいあるんですか。それじゃ、順番に答えていきましょうか。
何で仕事がつまらないの?
・・・仕事をなめているからです。あなたがつまらなくしています。
何でお金がないの?
・・・ない方が楽だからです。それに、お金持ちになる準備がまだできていません。
何でバカばっかりなの?
・・・人の振り見て我が振り直せ。相手がバカならあなたもバカです。
何で生まれてきたの?
・・・人間を楽しむためです。虫を楽しもうとは思わなかったから人間になりました。
こんな感じです。もちろん他の言い方もできますけど大差はありません。何となくでもわかりますか?」
あなた
「はあ、あ、いや、あまりにポンポン飛び出してくるので、あっけに取られてしまいました。」
専門家
「驚いちゃいましたか?でも、あなたの頭の中を再現しただけですよ。せっかく答えが返ってきているのに、あなたは情ではじき返しているんですよ。
受け取りたくない答えもあるかもしれませんけど、一度でもちゃんと受け取ればもう二度と同じ悩みを持つことはなくなりますよ。」